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インストールガイド | TeX, LaTeX文書作成ソフト Scientific WorkPlaceWord | ライトストーン

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(1)

Scientific Word

R

,

and

Scientific Notebook

R

Version 5.5

インストールガイド

(2)

はじめに

2

1

SWP

,

SW

,

SN

5.5J

をインストールする前に

3

1.1

インストール前の確認事項

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3

1.2

まだ旧バージョンがインストールされている

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3

1.3

インストールしたい

PC

OS

Windows10

である

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4

1.4

インストールしたい

PC

OS

Windows95/98/Me

である

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5

1.5

5.5J

のデモ版を製品版に切り替える

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5

2

SWP

,

SW

,

SN

5.5J

のインストール

10

3

ライセンスファイルの取得

17

3.1

インターネットを利用したライセンス登録

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18

3.2

登録申請用のファイルを利用したライセンス登録

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21

3.3

ライセンス状態の確認

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22

4

タイプセット用環境設定と動作検証

24

4.1

英語文書用環境設定と動作検証

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24

4.2

日本語文書タイプセット用

pL

A

TEX

のインストール

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25

4.2.1

pL

A

TEX

のアンインストール

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25

4.2.2

pL

A

TEX

のインストール

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26

4.3

dviout

の初期設定

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29

4.4

WinForme, pL

A

TEX

の動作確認

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31

4.5

SWP/SW

pL

A

TEX

の連携

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32

4.6

日本語文書のタイプセット時の注意

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33

4.6.1

保存形式について

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33

4.6.2

文字コードについて

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33

4.6.3

保存ファイル名と保存フォルダ名について

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33

4.6.4

既存の

SWP/SW

文書の扱い

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33

5

追加情報

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5.1

BaKoMa TrueType

フォントの不具合

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34

5.2

WMF2EPS

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34

5.3

PC

の移行について

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34

6

テクニカルサポート

35

(3)

はじめに

このマニュアルはScientific WorkPlace(SWP),Scientific Word(SW)およびScientific Notebook(SN)のバージョ ン5.5J(Build2952日本語版)のインストール,ライセンス取得,動作確認の方法およびフォント不具合の修正などを解説し ます. 5.5Jの主な新機能は次の通りです.

• 日本語文書用新ドキュメントクラスjsarticle,jsbookのサポート[SWP,SW]

従来のjarticle, jbook, jreportに比べ種々の改良が施されている他,フォントサイズや用紙サイズの選択肢の拡大,スラ イド作成機能,用紙設定の自動化機能等,新たな機能が加わっています.

• Non-SWP/SW LATEXフィルタのサポート[SWP,SW] Native LATEXコードの取り込み能力が大幅に強化されています.

• 数式処理機能の強化[SWP,SN]

MuPAD3.1数式処理エンジンのサポートにより,アニメーションを含むグラフィックス機能が一段と強化されています.

• スタイルファイルやシェルファイルの刷新[SWP,SW,SN]

またSWPとSWには製品本体の他に,日本語用タイプセットで使用するpLATEX(Web2C-7.5.3 Kpathsea-3.5.3)と日本 語文書のタイプセット結果(DVIファイル)をプレビューするdviout.exe(Ver.3.16), さらにAdobe Systems社のAdobe Readerが収録されています.

セクション1は製品のインストール前に行う確認事項です. セクション2では製品のインストール方法を解説します. セク ション3ではライセンス取得方法を解説します. セクション4では英語および日本語のタイプセットにおける動作確認方法,製 品付属のWinFormeとpLATEXのインストール方法,SWPおよびSWとpLATEXとの連携方法について解説します. また日 本語文書のタイプセット時における注意事項も記載されています. pLATEXをすでにお持ちの場合, pLATEXのインストールは 慎重に行う必要があります. セクション4の該当する記述にご注意ください.

セクション5では日本語PDFファイルの作成方法, BaKoMa TrueTypeフォントの不具合, WMF2EPSに関する情報が記 載されています. セクション6では製品の操作に関する学習方法とテクニカルサポートへの連絡について記載されています.

CD-ROMの作成にあたり,ご助言いただきました三重大学奥村晴彦氏に厚く感謝いたします. また, pLATEXおよびdviout の収録にあたりご協力いただきました近畿大学角藤亮氏ならびに,東京大学 大島利雄氏にも心より感謝いたします. pLATEXの Windows版インターフェイスWinFormeは株式会社 ライトストーンによって開発されたプログラムです. TEXファイルを,

WinFormeを通してpLATEXでタイプセットし,画面に表示します. さらにdviout.exeを使用したDVIファイルのプレビュー,

dvipsk.exeを使用したPSファイルへの変換,dvipdfmx.exeを使用したPDFファイルへの変換などが可能です.

Scientific WorkPlace, Scientific Word, Scientific NotebookはMacKichan Software社の登録商標です. MapleはWaterloo Maple

社の登録商標です. MuPADはSciFace社の商標です. WindowsはMicrosoft社の登録商標です. Adobe, AcrobatはAdobe Systems社

の商標です.

本書はScientific WorkPlaceとpLATEXを利用して作成しました.

株式会社 ライトストーン

(4)

1

Scientific WorkPlace

,

Scientific Word

,

Scientific Notebook

5.5J

をインストールする前に

製品のすべての機能を利用するためには,SWP,SW,SNをインストール後にライセンスファイルを取得する必要がありま す. ライセンスファイルはPCに固有のID番号と,プログラムのシリアル番号から生成される1種のパスワードファイルです. シングルライセンスの場合,会社や学校などの職場用,自宅用,モバイル用のノートパソコンなど,異なる場所であれば3台 分までライセンスファイルを取得可能です. ただし,ライセンス許諾条件として複数の同時起動は許可していません. PCの故 障・変更などでSWPのインストール先を変えたい場合の手続きについては2015年5月に変更がございましたので,一度34 ページをご確認ください.

Important 本書ではScientific WorkPlaceを例にします. SW,SN を購入されたお客様は該当の製品に読み替えてくださ い. また製品はデフォルトのままインストールした状態で説明します. つまり製品のインストール先はc:\swp55また はc:\sw55です. 本書中にあるプログラムフォルダという言葉はこのフォルダのことを指します. ただし, Scientific

Notebookの場合はc:\Program Files\Scientific Notebookもしくはc:\Program Files(x86)\Scientific Notebookとなり ます.

1.1

インストール前の確認事項

次のいずれかの項目に該当するユーザはプログラムのインストール前に適切な操作を行い, プログラムのインストールを実

行してください.

• まだ旧バージョンがインストールされている(次のセクションへ)

• インストールしたいPCのOSがWindows10である(4ページへ)

• インストールしたいPCのOSがWindows95/98/Meである(5ページへ)

• 5.5Jのデモ版を製品版に切り替える(5ページへ)

これらの項目に該当しないユーザは10ページへ進み,プログラムのインストールを開始してください.

Note SWP/SW version 5.5のPDFタイプセット機能を使用される場合は, SWP/SWのインストールに先立ちAdobe

ReaderもしくはAdobe Acrobat のインストールを実施してください. 機種によっては

C:\IBMTOOLS\APPS\Acrobat

といったフォルダ内にadobe.exeといった実行プログラムが入っていることもありますが,これはAdobe Readerのイ ンストーラであってAdobe Readerそのものではありません. まずadobe.exeを起動しAdobe Readerのインストー ルを先に行ってください.

最新のAdobe Readerは以下のページからインストールすることができます. (2017年12月現在)

http://get.adobe.com/jp/reader/

1.2

まだ旧バージョンがインストールされている

製品の旧バージョンと最新バージョンを1台のPCに同時にインストールしないようにしてください. SWP,SW,SNは

Windowsへのフォントの登録を行います. 最新バージョンをインストールすると旧バージョンでインストールしたフォントが

上書きされますので,旧バージョンでのタイプセットなどで文字化けが発生する可能性があります. また未知の不具合が発生す る原因にもなりえます. 旧バージョンをアンインストールしてから5.5Jをインストールしてください. 旧バージョンのアンイ ンストールはコントロールパネルから行います. 次の手順にしたがって操作してください.

1. Windowsのスタートメニューから「コントロールパネル」を選択します.

(5)

2. 「プログラムのアンインストール」もしくは「プログラムと機能」(Windows XPではプログラムの追加と削除)を選 択します.

3. インストールされている旧バージョンを選択してアンインストールと変更(Windows XPでは変更と削除ボタン)をク リックします. アンインストールプログラムが開始されたら,画面の指示にしたがって操作します.

Note プログラムのアンインストールまたは変更ダイアログのリストにプログラム名が表示されていない場合

Windowsのスタートメニューから製品を起動できるのに,アンインストールまたは変更ダイアログボックスに旧バージョ

ンが表示されてない場合があります. これを正常な状態にして旧バージョンにアンインストールするためには,もう一度 旧バージョンのCD-ROMから上書きインストールします.

Important 5.5Jに搭載している数式処理エンジンはMuPADです. 旧バージョンでMapleをご利用になっている方は5.5J でもMapleを利用することができます. 旧バージョンをアンインストールする前に, 次の操作手順に従ってMapleを 利用できるようにします. フォルダ名やバージョンはお持ちのバージョンによって異なりますので読み替えてください.

SWPを例にします. 旧バージョンは4.1を例にします.

1. c:\swp41フォルダにあるmapleoem.dllとc:\swp41\Mapleフォルダごとを旧バージョンのアンインストールや 5.5Jのインストールで影響を与えないデスクトップやマイドキュメントなどのフォルダにコピーします.

2. 下記の手順に従って旧バージョンをアンインストールし, 5.5Jをインストールします.

5.5Jをデフォルトの設定でインストールするとプログラムフォルダとしてc:\swp55というフォルダが作成され ます.

3. c:\swp55に先程コピーしたmapleoem.dllとMapleフォルダを移動します. 4. SWPを起動します.

5. 「ツール:ユーザ設定」を選択し,ファイルタブを選択します.

6. フォルダグループのファイルの種類からMapleライブラリを選択し,c:\swp55\Mapleと設定します(デフォルト では設定されています).

7. 同じくフォルダグループのファイルの種類から今度はMapleカーネルを選択し,c:\swp55と設定します(デフォ ルトでは設定されています).

8. OKボタンをクリックしてダイアログボックスを閉じます.

9. 「ツール:数式処理」を選択し,計算エンジンの設定タブでMapleに変更し, OKボタンをクリックします. エラーが表示されない場合,Mapleのコピーに成功したことになります.

1.3

インストールしたい

PC

OS

Windows10

である

Windows 10へインストールする場合はインストールする前にWindows 10のバージョンをご確認ください。

1. Windows 10のデスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックします。

2. [設定]をクリックします。

3. 「Windowsの設定」ウィンドウが表示されますので、[システム]をクリックします。 4. 「システム」画面が表示されますので、左側の項目から[バージョン情報]をクリックします。 5. 「バージョン」の項目の数字を確認します。

• バージョンが「1709」以降の場合:そのままSWP/SW/SNBのインストール(10ページ)へお進みください。

• バージョンが「1703」以前の場合:バージョン「1703」の環境ではWindowsの不具合によりSWP/SW/SNBが 正常に動作しません。Windows Updateを行い、バージョン「1709」以降へ更新してからSWP/SW/SNBのイ

(6)

1.4

インストールしたい

PC

OS

Windows95/98/Me

である

サポート期限が切れているOSでの使用につきましては現在テクニカルサポートを終了しております。予めご了承ください。

これらのOS上にプログラムをインストールする場合はWindowsのファイルである「多言語サポート」が既にインストー ルされていることを確認してください. このファイルがないと記号などが文字化けする原因になります.

1. Windowsのスタートメニューから「設定:コントロールパネル」を選択します.

2. アプリケーションの追加と削除を選択します.アプリケーションの追加と削除ダイアログボックスで「Windowsファイ ル」タブを表示します.

3. 「多言語サポート」の項目がチェックされていることを確認します. チェックされていない場合はチェックしてください. 既にこのファイルがインストールされている場合はOKボタンをクリックしてダイアログボックスを閉じます. 新たに チェックしてOKボタンをクリックすると, WindowsのCD-ROMを要求する場合があります. PCにインストールした OSのCD-ROMを用意し,画面の指示にしたがって,操作してください. 必要なCD-ROMが見つからない場合はPC のメーカーに問い合わせてください.

1.5

5.5J

のデモ版を製品版に切り替える

5.5Jのデモ版を既にインストールしてご利用になっていた状態であれば, 製品版をインストールするためにデモ版をアンイ ンストールする必要はありません. 製品版のライセンスファイルを取得するだけで,デモ版から製品版へ移行できます.

1. SWP,SW,SNが終了している状態で, Windowsのエクスプローラなどからプログラムフォルダに移動します. 2. プログラムフォルダにあるLicensesフォルダから,デモ版を利用する際に取得したライセンスファイルlicense.licを削除

します.

3. 製品を起動します. Windows Vista以降のWindowsでは, 以下の6ページの「プログラムを管理者として実行す る」に示す方法により、「管理者として実行」を選択して起動する必要があります.

(7)

4. 「ヘルプ:機能の確認」を選択します.

5. シリアル番号の変更ボタンをクリックします. 表示されるダイアログボックスに製品版のシリアル番号を入力します.

CD-ROMケースに製品版のシリアル番号シールが貼られています.

6. OKボタンを2回クリックして操作画面に戻ります.

7. 「ヘルプ:登録」を選択して,デモ版用のライセンスファイルを取得した時と同じ要領で製品版のライセンスファイルを 取得します.

Important:

プログラムを管理者として実行する

Windows Vista, Windows 7の場合

(8)

ます. パスワードを要求された場合は管理者用のパスワードを入力してください. 管理者用のパスワードはお客様がWindows に対して設定するものですので,弊社では分かりかねます. お客様がセッティングしたPCでない場合は,お客様のPCを管理 されているシステム管理者にお問い合わせください.

Windows 8の場合

以下の画像を参考に「管理者として実行」を行ってください. 「ユーザーアカウント制御」ダイアログが表示された場合は

「はい」をクリックします. パスワードを要求された場合は管理者用のパスワードを入力してください. 管理者用のパスワード はお客様がWindowsに対して設定するものですので,弊社では分かりかねます. お客様がセッティングしたPCでない場合は, お客様のPCを管理されているシステム管理者にお問い合わせください.

デスクトップ表示の場合はアイコンを右クリック

タイル表示の場合はタイルを右クリック

(9)

アプリ表示の場合はアプリを右クリック

Windows 10の場合

以下の画像を参考に「管理者として実行」を行ってください. 「ユーザーアカウント制御」ダイアログが表示された場合は

「はい」をクリックします. パスワードを要求された場合は管理者用のパスワードを入力してください. 管理者用のパスワード はお客様がWindowsに対して設定するものですので,弊社では分かりかねます. お客様がセッティングしたPCでない場合は, お客様のPCを管理されているシステム管理者にお問い合わせください.

(10)

デスクトップにない場合は「すべてのアプリ」よりプログラムを探して右クリック:管理者として実行

(11)

2

Scientific WorkPlace

,

Scientific Word

,

Scientific Notebook

5.5J

のインストール

※ セキュリティソフトの誤動作によりインストールが正常に完了しない事例が年に数回の頻度で報告されております。可能 であればインストーラを起動する前に,お使いのセキュリティソフトを停止させ, (PCの安全のため)インターネットから切断 してください. インストール後は手順に従い再起動し,セキュリティソフトが有効に動作していることを確認してからインター ネットに再接続してください.

※ Windows 10上ではバージョン5.5の動作保証はなされておりません。Windows 10の登場当初は実際上問題なく動作す ることを確認しておりましたが、2017年5月中に公開されたWindows 10のCreators Updateを適用すると、製品の動 作に重大な不具合が生じることが確認されました。この点に関する情報をまとめましたので、Windows 10をご利用中の場合、 事前に必ず??ページをご確認ください。

製品CD-ROMにはSWP/SW/SN 本体のほかにWinFormeとpLATEXの実行環境,マニュアルを表示するためのAdobe Readerなどが収録されています. 製品CD-ROMをドライブにセットすると,インストールするプログラムを選択するための メニュー画面が表示されます.

(12)

1. インストールセットアップ

購入した製品のシリアル番号を入力します. そしてインストールボタンをクリックします. 正しいシリアル番号であ

ればインストーラが起動します. このダイアログが表示されない場合は製品CD-ROMのmackichanフォルダにある

Setup.exeをダブルクリックします. 2. 初期画面

「次へ」のボタンをクリックします.

(13)

3. ユーザ情報

ユーザ情報のダイアログにユーザ名,会社名,シリアル番号が表示されます. 誤りがあれば,この画面で訂正します.

4. インストール先の選択

Important 旧バージョンをアンインストールせずにインストールを始めると次のダイアログボックスが表示されます. 3ページにあるように,バージョンが混在すると不具合が発生する原因となりますので, 5.5Jのインストールを中 断し,旧バージョンをアンイントールしてから5.5Jをインストールしてください.

インストールするフォルダを選択します. 原則としてデフォルトのc:\swp55を変更しないでください. 例えば,これ を通常プログラムをインストールするProgram Filesの下に変更すると,SWPやSWの起動と文字入力はできますが, タイプセット機能の実行に支障が生じます. TEXシステムでフォルダ名に使用できるのは半角英数字のみです. また半 角スペースを入れることもできません. デフォルトのインストール先を推奨します. ただし,SNにはタイプセット機能 がありませんので,デフォルトのインストールフォルダはProgram Filesの下になります(64bitOSの場合はProgram

(14)

5. セットアップタイプ

セットアップには3つの種類があります. 「カスタム」はインストールするコンポーネントの意味を十分理解している上 級ユーザ向けのオプションです. デフォルトの「標準」か, 「フルインストール」を選択します. 「フルインストール」 では次の3つのファイルグループが「標準」に追加されます.

* BibDB...文献目録の作成で利用するデータベースプログラム. 手作業で文献目録を記述する場合は不要です. 標準イ

ンストールでもBibTEXを使用した文献目録の作成は可能です.

* T3ユーティリティ... 本プログラムの前身となるプログラムです. T3で作成したデータファイルの変換用プログラム です. T3を利用したことのない本製品のユーザであれば不必要です.

* Omegaサポートファイル...一つの文書に多言語を入力し,それをコンパイルしてDVIファイルを作成するOmega の関連ファイルです. 英語と日本語の論文だけを作成する場合には不要です.

(15)

6. プログラムフォルダの選択

(16)

インストールに際しては大量のファイルをコピーします. 処理が停止しているように見える部分もありますが,しばらく お待ちください. キャンセルボタンをクリックするとインストールが中断されてしまいますので,ご注意ください. 拡張子.dviのファイルがdvioutなどの他のアプリケーションと関連付けされている場合に,それをTrueTEXPreviewer に切替えるかどうかを確認するダイアログが表示されます. TrueTEXを用いた欧文書の作成が主体になる場合は「はい」 を,一方, pLATEXを用いた日本語文書の作成が中心になる場合は「いいえ」を指定してください.

Note インストール中にエラーメッセージが出た場合

インストール中に,「フォントがロックされているので,目的のフォントをインストールできません」というメッセージ が表示されたら,この問題を解決して再度製品を上書きでインストールする必要があります. この問題が発生してもとり あえず,インストールを最後まで終了させます. 途中で無理に電源を切ったりすると,他のトラブルを引き起こす場合が あります.

Windows95/98/Meの場合, Windowsに付属の検索機能で「ttfCache」というファイル(拡張子はありません)を検索 します. 普通はCドライブのWindowsフォルダにあります. そしてこれを削除して, PCを再起動します. Windowsは PCの再起動時にフォントの再構成を行います. Windowsのフォントに関するエラーおよびWindows全般に関するご 質問はMicrosoft社またはお使いのコンピュータのメーカーにお問い合わせください.

Note インストールが途中で止まる場合

「TrueTEX TEXシステムをインストールしています.この処理は少々時間がかかります...」という段階で, 30分以上 経ってもインストールが完了しない場合があります.この場合はインストールを中断し,セキュリティソフトを無効にし てから再度インストールを実行します. 再度止まってしまう場合はインストールを中断し, Windowsをセーフモードで起 動してからインストールを実行してください. Windowsをセーフモードで起動する方法はPCのメーカーやMicorosoft 社にお問い合わせください.

8. ライセンスの登録

製品のインストール終了直前,つまりコンピュータを再起動する前に次のメッセージが表示されます.「はい」ボタンを クリックするとライセンスを登録することができます.ライセンスファイルの取得方法については17ページを参照して ください. 「いいえ」ボタンをクリックするとステップ9へ進みます.

9. 再起動

プログラムのインストールが終了すると,再起動を確認するダイアログボックスが表示されます. 再起動してからでない とプログラムを利用できませんので再起動してください.

(17)
(18)

3

ライセンスファイルの取得

ここではSWPを例にライセンスファイルの取得方法を説明します. インターネットに接続可能な環境では旧バージョンに

比べてライセンスファイルの取得が簡単になりましたので,インターネットを利用してライセンスファイルを取得する方法を

推奨します.

インストール完了後にPCを再起動し, Windowsのスタートメニューからプログラムを選択し,インストールした製品を選 択します. Windows Vista以降のOSでは製品を右クリックして「管理者として実行」を選択して起動します. 具体的な操 作手順は6ページを参照してください.

「管理者として実行」で起動しなかった場合は「システムレジストリを更新できません, 許可しますか?」というメッセー

ジが表示されます. このメッセージは「管理者として実行」で一度起動を行うと表示されなくなり, 以後は通常起動でもメッ セージは表示されません.

15ページの登録ダイアログボックスで「いいえ」をクリックしてライセンスの登録を済ませていない場合,ライセンスファ

イルがまだ取得されていませんので次のような警告メッセージが表示されます.

このメッセージが表示されたら,とりあえず「いいえ」ボタンをクリックして警告メッセージの詳細を飛ばします. すると 製品が起動します. この状態ではScientific Viewerと同程度の機能しかありません. 文書を開くことはできますが,例えば次 の機能が利用できません.

1. 文書を保存できません.

2. タイプセットメニューが表示されません. したがってLATEXコンパイルができません. 3. 画像として選択部分をエクスポートする機能が利用できません.

4. 他のシステムで作成した文書のインポート機能が利用できません.

また「ヘルプ:機能の確認」を選択しますと,現在利用できる機能の一覧が表示されます. ライセンスファイルを取得してい

ない状態では次のダイアログボックスで示す機能しか利用できません.

(19)

OKボタンをクリックします. ライセンスファイルを取得すると,このダイアログボックスに利用可能な機能の一覧がリス トアップされます.

それではライセンスファイルを取得します. まず上でお勧めしている,インターネットを使った方法をご紹介します. 次に登

録申請用ファイルを作成してライセンスファイルを取得する方法を紹介します.

3.1

インターネットを利用したライセンス登録

Note インターネットの設定(ファイアウォールなど)によっては,ライセンスサーバにアクセスできないことがあります. そ

の場合は次の「登録申請用のファイルを利用したライセンス登録」を参照してください.

1. 15ページの登録ダイアログボックスで「はい」ボタンをクリックした場合,または製品の「ヘルプ:登録」を選択する

と,次のダイアログボックスが表示されます.

(20)

Note 実際にはコンピュータID,シリアル番号は入力されています.

登録情報ダイアログボックスに必要な情報を入力します. 日本語,英語のどちらで入力してもかまいません. 必要な情報 を入力したらOKボタンをクリックします.

4. 使用許諾書が表示されます. 使用許諾をよく読んだ上で「同意します」を選択してOKボタンをクリックします.

(21)

5. 自動登録システムダイアログボックスが表示されます.

「登録を始める」ボタンをクリックする前にインターネットに接続してください. インターネットに接続せずにこのボタ

ンをクリックするとエラーとなります. インターネットへの接続が済みましたら,「登録を始める」ボタンをクリックし ます. ライセンスサーバと接続し,入力したユーザ情報を基にしてライセンス登録し,ライセンスファイルを作成します. 6. 次のメッセージが表示されたらライセンスの登録とライセンスファイルの取得に成功したことになります.

OKボタンをクリックすると自動登録システムを終了し,次のメッセージが表示されますのでOKボタンをクリックし て閉じてください. このメッセージにあるように,作成されたライセンスファイルを有効にして製品のすべての機能を有 効にするには,一度製品を終了して製品を再起動します. Windowsを再起動する必要はありません.

ライセンスファイルが取得できた場合はセクション3.3に進んでください. ライセンスファイルの取得に失敗した場合 は,そのエラーメッセージをメモした上でテクニカルサポートまでご相談ください.

Important よくあるエラー

(22)

• 「サーバーから次のエラー(15)が送信されました」というエラーが出た場合,ライセンス取得上限に達していま すので,不要なライセンス情報の削除が必要となります. 詳しくは本書の34ページ「5.3 PCの移行について」を ご確認ください.

3.2

登録申請用のファイルを利用したライセンス登録

インターネットに接続していない環境の場合や,ファイアウォールの設定などによって自動登録システムによるライセンス

登録に失敗する場合,登録申請用のファイルを利用してライセンス登録を行うことができます.

1. 「登録情報が記載されたファイルを作成し,申請する」を選択して「次へ」ボタンをクリックします. 2. 登録情報ダイアログボックスが表示されます.

(23)

Note 実際にはコンピュータID,シリアル番号は入力されています.

登録情報ダイアログボックスに必要な情報を入力します. 日本語,英語のどちらで入力してもかまいません. 情報を入力 したらOKボタンをクリックします.

3. 使用許諾書が表示されます. 使用許諾をよく読んだ上で「同意します」を選択してOKボタンをクリックします.

4. 登録申請用ファイルが作成されます.

このダイアログボックスにあるメッセージにしたがって手続きを行いますが,ダイアログボックスに表示されているFAX 番号は現在使用されておりません. FAXで送付する場合は新しいFAX番号:03-3865-0050へお送り下さい. 5. ライセンスファイルの取得は弊社が代行します. 弊社テクニカルサポートからの返事にしたがってライセンスファイル

を正しい位置に保存してください.

3.3

ライセンス状態の確認

(24)

以上でSWP/SW/SN本体のインストレーションは完了です. しかしSWP/SWの場合には,WinForme/pLATEX(日本 語用TEXシステム)のインストール作業が残っていますので次に進んでください. 欧文のタイプセットしか行わない場合 WinForme/pLATEX(日本語用TEXシステム)のインストールは省略できますが,動作確認が必要となりますのでその場合もや はり次に進んでください.

(25)

4

タイプセット用環境設定と動作検証

LATEXによるタイプセットは,英語文書の場合と日本語文書の場合で異なります. 英語文書のタイプセットにはTrueTEXを 利用します. 一方,日本語文書のタイプセットにはpLATEXを利用します. 最初に英語文書タイプセット機能の動作確認を行い ます. 次に製品CD-ROMに用意されているpLATEXのインストールと動作確認を25ページ以降で説明します.

Note Scientific Notebookにタイプセット機能はありませんのでこの作業は不要です.

4.1

英語文書用環境設定と動作検証

英語文書タイプセット用のTrueTEXに関し,設定環境の確認と動作検証を行います. 1. SWPまたはSW を起動します.

2. 「タイプセット:英語タイプセット:上級設定」を選択します. タイプセットオプション(英語)ダイアログボックスで 次のタブの設定を確認します.

DVIフォーマット設定タブ TrueTeX MultiLingual DVIプレビュー設定タブ TrueTeX Previewer さらにPDFタイプセット用の設定を確認します.

PDFフォーマット設定タブ TrueTeX pdfTeX MultiLingual PDFプレビュー設定タブ Acrobat

OKボタンをクリックしてダイアログボックスを閉じます.

Note セクション1.1に記載されているAdobe AcrobatあるいはAdobe Readerのインストールを事前に行わなかっ た場合,不適切なパス名称が登録されてしまうことがあります. この状態ではPDFタイプセットが正しく行えませ ん. 対処方法については弊社Webサイト:SWP/SW Better Usehttp://www.lightstone.co.jp/latex/

betteruse.htmlを参照ください.

3. 「ファイル:開く」を選択して,インストールフォルダ内のSWSamplesフォルダからcheckout.texファイルを選択し ます.

4. DVIファイルへのタイプセット出力を実行するには「タイプセット:英語タイプセット:プレビュー」を選択します. コ ンパイルの経過を示す小さなダイアログが表示されます. コンパイルが終了すると, TrueTEX Previewerにcheckout.dvi ファイルが表示されます.

一方,PDFファイルへのタイプセット出力を実行するには「タイプセット:英語タイプセット:PDFプレビュー」を選 択します. コンパイルの経過を示す小さなダイアログが表示されます. コンパイルが終了すると, TrueTEX Previewer が起動し,コンパイル結果を表示します. コンパイル結果を確認するには最小化されているウィンドウを通常の大きさに します. 正常にコンパイルが終了しますと,このウィンドウの一番下に[pdfLaTeX finished]と表示されます. またPDF ビューワ(Adobe Reader)が起動し,checkout.pdfファイルが表示されます.

5. TrueTEX Previewerの「File:Print」を選択します. 作成したDVIファイルを印刷して,文字化けなどの問題が無いこ とを確認します.

一方,PDFビューワ(Adobe Reader)については「ファイル:印刷」を選択します. 作成したPDFファイルを印刷し て文字化けなどの問題が無いことを確認します. メニュー表記が異なる場合はお使いのPDFビューワのメニュー表記に 読み替えてください.

TrueTEX Previewerの画面表示に問題がある場合は, PCのディスプレイドライバを更新してください. 画面表示には問題 が無く,印刷した場合に問題が発生する場合はプリンタドライバを更新してください. それでも問題が解決しない場合は, 35

(26)

4.2

日本語文書タイプセット用

pL

A

TEX

のインストール

SWP/SW を用いて日本語文書のタイプセットを行う場合,製品CDよりWinForme/pLATEX(日本語用TEXシステム) をインストールしていただく必要があります. 既にSWP/SWの旧バージョンから,あるいは市販の書籍等からpLATEXをイ ンストール済みといった状況も考えられますが,特段の事情がない限り,バージョン5.5JのWinForme/pLATEX(日本語用

TEXシステム)のご使用を推奨します. 既存のpLATEX(バージョン5.0JのWinForme/pLATEXを含む)をそのまま利用さ れた場合,SWP/SW側最新機能との間で不整合を生ずる可能性があるためです.

pLATEXというプログラムは同一OS環境内で一つしか存在できません. このため既にpLATEXが存在している場合には,そ れをまずアンインストールする必要があります. 以下の手順で操作してください. 新規にWinForme/pLATEX(日本語用TEX システム)をインストールされる場合は4.2.2項に進んでください.

4.2.1

pL

A

TEX

のアンインストール

1. バージョン5.0J WinForme/pLATEX(日本語用TEXシステム)からの移行

Windowsのスタートメニューから「コントロールパネル:プログラムの追加と削除」を選択し,WinFormeの削除を

行ってください. なお, pLATEXがインストールされていたフォルダ(通常c:\ptex)は形骸のみ残される結果となりま すが,それはそのままにしておき,新たなWinForme(pLATEX, dvioutも含む)を再度そこにインストールするのが賢 明です. 既存のpLATEXフォルダ内に種々のパッケージや文献目録用データベース等を独自に追加配置していた場合,そ れらの環境が自動的に引き継がれることになるからです.

2. バージョン4.1J pLogViewer/pLATEX(日本語用TEXシステム)からの移行

Windowsのスタートメニューから「コントロールパネル:プログラムの追加と削除」を選択し,pLogViewerの削除

を行ってください. なお, pLATEXがインストールされていたフォルダ(通常c:\ptex)中に残されているユーザ固有の ファイルについては個別に移行を検討する必要があります.

3. ”pLATEX 2ε for Windows Another Manual” からの移行

乙部氏の書籍”pLATEX 2ε for Windows Another Manual”に含まれていたCDからpLATEXをインストールされてい た場合,該当のCDからインストーラを再度起動する形でpLATEXをアンインストールしてください. 既存のpLATEXが 検出された場合には,アンインストーラの機能が使えるようになります.

4. W32TEX, TEX Liveからの移行

W32TEXやTEX Liveなどの一般的なpLATEX環境をインストールされている場合には,該当する書籍やサイトの情報, あるいはソフトウェアに付帯するreadmeファイル等を参照し,適切なアンインストール操作を行ってください. 5. 手作業でのアンインストール

上記のいずれにも該当せず, かつ適切なアンインストーラが利用できない場合には, pLATEXやdvioutのフォルダを 手で削除するのみならず, Windowsの環境変数を編集するといった操作が必要になります. 詳細は弊社Webサイト:

SWP/SW Better Use http://www.lightstone.co.jp/latex/betteruse.htmlを参照ください.

(27)

4.2.2

pL

A

TEX

のインストール

ここではWinForme,pLATEX,dvioutのインストールを行います.

1. 2ページと同じ方法でインストールメニューを表示します. pLATEXのインストール(日本語用TEXシステム)をクリッ クします

Note WinFormeとはWindows上でpLATEXを起動し,文書をタイプセットするためのユーザインターフェイスです. pLATEXのエラーメッセージやログを確認する際に利用します. またTEXファイルのタイプセット出力結果である

DVIファイルの表示,DVIファイルからPSファイル,PDFファイルへの変換なども可能です. WinFormeの使用 方法に関してはc:\ptex\manualフォルダにあるWFmanual.pdfファイルを参照してください.

2. 初期画面

(28)

3. インストールされるpLATEXシステムとdvioutのリリース情報,WinFormeの使用許諾条件の画面が表示されます.「は い」ボタンをクリックして次の画面へ進みます.

4. インストールフォルダの選択

pLATEXのインストール先フォルダを指定します. 通常はデフォルトままc:\ptexとします.

Note pLATEXのインストールフォルダとして,「デスクトップ」や「マイ ドキュメント」,「Program Files」な どを選択することはできません. 日本語のフォルダ名や, 英数字であってもフォルダ名の途中に「スペース」が存 在するようなフォルダにはインストールしないでください. インストール自体は正常に終了しますが, pLATEXは

(29)

正常に動作しません. TEXシステムで利用可能なフォルダ名およびファイル名は半角英数字のみです. また半角 スペースを含めることはできません.

5. プログラムフォルダの選択

このダイアログボックスでは, Windowsのスタートメニューにあるプログラムへ登録するフォルダ名を入力します. 基 本的にはデフォルトのまま「次へ」ボタンをクリックします. 実際のインストールが開始されます.

6. インストールされるファイルの内容

このインストールプログラムによってインストールされるファイルの内容を表示します. このダイアログボックスで「次

(30)

7. インストールの完了

インストールが完了すると, PCの再起動を確認するダイアログが表示されます. 画面の指示に従って操作し, PCを再 起動してください.

4.3

dviout

の初期設定

dvioutを起動します. dvioutはスタートメニューのすべてのプログラムから,「WinForme:dviout」と進んでいただくこと でアクセスできます. Vista以降のOSでは「管理者として実行」で起動します. 具体的な操作手順は6ページを参照してく ださい.

1. dvioutを初めて起動すると次のメッセージが表示されます. 「はい」ボタンをクリックします. もしメッセージが表示 されなかった場合は,dvioutのOptionメニューからSetup Parameters...と操作して「DVIOUTのプロパティ」ダイ アログを開いてください. Resolution, Paper, Font, Font2, Graphicの各タブがdviout初期設定の項目です. 各タブで 設定を変更した場合はその都度Saveボタンで設定を保存し,最後にOKをクリックして設定を保存してダイアログを 閉じてください.

(31)

2. Font resolution and Paper sizeダイアログボックスでは解像度を設定します.お使いのプリンタの解像度と同じ解像度 を設定してください. 他の設定はデフォルトで構いません. 設定が終了しましたら「Next」ボタンをクリックします. 3. Register the location of Font Filesダイアログボックスではフォントの設定を行います.

(a) 「Guess」ボタンをクリックします.

(b) 次のメッセージが表示されますので,「いいえ」ボタンをクリックしてデフォルトの値を設定します.

(c) 「Next」ボタンをクリックします.

(32)

Note .dviファイルを欧文用のTrueTEXと結び付ける操作については15ページを参照ください.

(b) WinFormeのプログラムフォルダとは別に,dviout独自のプログラムフォルダをWindowsのスタートメニューに 登録するには,Register dviout on Windows’s menu: Start->Programにチェックを付けます.このチェック を付けるとWinFormeフォルダとは別にdvioutフォルダが登録されます. 2重に存在することになりますので弊 社ではチェックを外すことを推奨します.

(c) フォントの自動生成機能を有効にするには,「gen:」ボタンをクリックします. 次のメッセージが表示されますの で,「はい」ボタンをクリックします.

1. (a) Ghostscriptをインストールしてある場合,「gsx:」ボタンをクリックしてGhostscriptをdvioutに登録することが できます. このボタンをクリックすると次のメッセージが表示されますので,「はい」ボタンをクリックします.

Note Ghostscriptのインストールを別途予定されている場合, ここの操作は「いいえ」としておいてください.

GhostscriptやSusie Plug-inといった画像関連プログラムのインストールとそれに伴うdvioutの設定について は,弊社Webサイト:SWP/SW Better Usehttp://www.lightstone.co.jp/latex/betteruse.html を参照ください.

4.4

WinForme, pL

A

TEX

の動作確認

ここではまずpLATEXをSWP/SWとは切り離した形で実行し,その動作を検証します. SWP/SWと連携した形での動作 検証はセクション4.5で説明します.

Windowsのスタートメニューの「すべてのプログラム」からWinFormeフォルダを選択し,WinFormeを選択します.WinForme はpLATEXをGUI形式で起動するためのプログラムです.

Note 事前にdvioutの初期設定が必要です. 29ページに記されている「dvioutの初期設定」を実施してください.

サンプルファイルを利用して動作確認を行います. 「ファイル:タイプセット」を選択します. c:\ptexフォルダにある

samplesフォルダからwftest.texを選択します. タイプセットが終了しましたら次のメッセージが表示されます. ここで「は い」ボタンをクリックすると作成したDVIファイルを表示します.「いいえ」ボタンをクリックしてあとから「表示:DVIファ イル」を選択してDVIファイルを表示することもできます.

(33)

このサンプルファイルをタイプセットできない場合は, 35ページのテクニカルサポートまでご連絡ください.

WinFormeから直接にDVIファイルをPDFに変換することも可能です.「変換:DVIからPDFへ」を実行し,c:\ptex\samples にPDFファイルが出来ていることをご確認ください.

Note samplesフォルダ中にはEPS形式の画像データを含んだwfeps.texというテスト文書も含まれていますが,SWP/SWイ ンストレーション作業とは直接絡まないため,ここでは省略します. dvioutでEPSデータを扱うためにはGhostscriptという プログラムのインストールも必要となるため,SWP/SWインストレーションとは切り離して作業を行う方が無難です.作業 手順については弊社Webサイト:SWP/SW Better Usehttp://www.lightstone.co.jp/latex/betteruse.html を参照ください.

4.5

Scientific WorkPlace / Scientific Word

pL

A

TEX

の連携

ここではSWP/SWとpLATEXを連携させて日本語文書を作成できるかどうかを検証します. 1. SWPまたはSW を起動します.

2. 「タイプセット:日本語タイプセット:上級設定」を選択します. タイプセットオプション(日本語)ダイアログボック スで次のタブの設定を確認します.

DVIフォーマット設定タブ pLaTeX DVIプレビュー設定タブ dviout

さらにPDFタイプセット用の設定を確認します. PDFフォーマット設定タブ dvipdfmx PDFプレビュー設定タブ Acrobat

Note dviout, pLATEXのパスはデフォルトで各々次のように設定されています.

C:/ptex/bin/dviout/dviout.exe

C:/ptex/bin/platex.exe

デフォルトとは異なるフォルダにpLATEXをインストールした場合(例えばDドライブやC:\userなど)は,追加/ 編集ボタンをクリック後,ブラウズボタンを操作してパスを編集します. またその場合は「タイプセット:一般的 な設定」を選択し, BibTEXオプション(日本語)の設定も同じように変更します. 製品CD-ROMからのpLATEX のインストールをデフォルトの設定のままインストールした場合,これらの設定の変更は必要ありません.

Note 1.1項に記載されているAdobe AcrobatあるいはAdobe Readerのインストールを事前に行わなかった場合,不適 切なパス名称が登録されてしまうことがあります.この状態ではPDFタイプセットが正しく行えません. 対処方法に ついては弊社Webサイト:SWP/SW Better Usehttp://www.lightstone.co.jp/latex/betteruse.html を参照ください.

OKボタンをクリックしてダイアログボックスを閉じます.

3. 「ファイル:開く」を選択して,インストールフォルダ内のSWSamplesフォルダからjcheckout.texファイルを選択 します.

4. jcheckout.texファイルをタイプセットプレビューする前に,「ファイル:名前を付けて保存」を選択します. ファイ ルの種類を「Portable LaTeX(*.tex)」に変更, さらにキャラクタセットとしてはJapanese(Shift-JIS)を指定 してファイルを保存します. 日本語の文書をポータブルLATEX形式で保存する理由は次のセクション「4.6日本語文書 のタイプセット時の注意」に記載されています.

(34)

一方,PDFファイルへのタイプセット出力を実行するには「タイプセット:日本語タイプセット:PDFプレビュー」を選 択します. コンパイルの経過を示す小さなダイアログが表示されます. PDFビューワ(Adobe Reader)が起動し,タイ プセットの結果生成されたjcheckout.pdfファイルが表示されます. 続いてPDFビューワ(Adobe Reader)の「ファ イル:印刷」を選択します. 作成されたPDFファイルを印刷して,文字化けなどの問題が無いことを確認してください.

dvioutの画面表示に問題がある場合は, PCのディスプレイドライバを更新してください. 画面表示には問題が無く,印刷し た場合に問題が発生する場合はプリンタドライバを更新してください. それでも問題が解決しない場合は, 35ページのテクニ

カルサポートまでご相談ください. お使いの機器のディスプレイドライバおよびプリンタドライバに関してはそれぞれのメー

カーにお問い合わせください.

4.6

日本語文書のタイプセット時の注意

4.6.1

保存形式について

欧文書用のドキュメントシェル(例えばarticle等)をベースに文書を作成した場合,文書の保存形式は「SW/SWP/SN Document (*.tex)」がデフォルトとなります. この形式の場合, SWP/SW固有のLATEXコマンド(LATEXマクロ)が有効な状態で

文書が保存されるため, 一般のLATEXシステムでは文書が扱えなくなります.

一方,日本語文書用のドキュメントシェル(例えばjarticle等)をベースに文書を作成した場合,文書の保存形式は「Portable

LaTeX (*.tex)」がデフォルトとなります. 日本語文書の保存に際してSWP/SW形式を指定するとpLATEXでタイプセッ トできなくなるのでご注意ください.

4.6.2

文字コードについて

SWP/SW バージョン5.0Jで日本語文書を作成した場合,たとえPortable LaTeX形式で文書を保存しても,オリジナルの TEX文書自体はユニコードで生成されるため,一般のpLATEXシステムでは扱えず,シフトJISコードを用いたTEX文書(文 書名の末尾に”JIS”という文字が付加されます)が別に生成されるという方式がとられていました. しかもそれはタイプセット というプロセスを経ないと生成されませんでした.

これに対しバージョン5.5Jでは文書の保存に際して文字コードの指定が行えます. このためJapanese (Shift-JIS)を指 定して保存操作をするだけで,オリジナルのTEX文書自体がシフトJISコードで生成されます. 従来SWP/SWはシフトJIS のTEX文書を読み込めませんでしたが,バージョン5.5Jではこの点も改善されています.

日本語文字はシフトJISしか対応しておりませんので, ご注意ください. 過去バージョンのSWP/SWや,他のTEXシス テムで作った文書をバージョン5.5Jで扱う場合は,一度「4.64既存のSWP/SW 文書の扱い」をご確認ください.

4.6.3

保存ファイル名と保存フォルダ名について

ファイル名とフォルダ名には半角英数字と”-”(ハイフン)のみを使用してください. 日本語などの全角文字や,スペース,ア ンダスコア( )は使用できません. フォルダ名については,ファイルが置かれているフォルダだけでなく,そのフォルダを含 んでいるすべてのフォルダが半角英数字と”-”(ハイフン)のみとなっているようにして下さい.

例:C:\swp55\Docs\sample.tex

4.6.4

既存の

SWP/SW

文書の扱い

従来のバージョンを用いて作成された日本語TEX文書をバージョン5.5Jでタイプセットする場合には, 一旦 Portable

LaTeX形式, Japanese(Shift-JIS)を指定して文書の保存操作を行ってください. これはpLATEXにユニコードのまま文書 が引き渡されてしまうのを避けるための措置です.

参照

関連したドキュメント

問題集については P28 をご参照ください。 (P28 以外は発行されておりませんので、ご了承く ださい。)

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*Windows 10 を実行しているデバイスの場合、 Windows 10 Home 、Pro 、または Enterprise をご利用ください。S

※証明書のご利用は、証明書取得時に Windows ログオンを行っていた Windows アカウントでのみ 可能となります。それ以外の

ヒット数が 10 以上の場合は、ヒットした中からシステムがランダムに 10 問抽出して 出題します。8.

スマートグリッドにつきましては国内外でさまざまな議論がなされてお りますが,